人間は、どんなロボット(AI)を求めているのか

最近、AI(人工知能)・機械学習・ディープラーニングについて、学び始めた。
AIの進化の先にある目的地は見えないが、
人間はどんなロボットを求めているのか、目的地側&少々空想的な視点から考えてみたい。

AIの現状

AIスピーカーに自動運転車など、AIの進化は加速している。
現状、ある分野に特化した能力では、既に人間の知能を超えるAIも存在するが、
(囲碁でプロ棋士に勝利したAlphaGoなど)総合的な能力では、まだ人間を超えるAIは現れていない。
しかし、いずれシンギュラリティ(技術的特異点。AIの知能>人間の知能となる地点)を超えるという知見もあり、その場合、人間より知能の発達したロボットが生まれる可能性がある。

私が求めるロボット(AI)のイメージ

架空のキャラクタであるが、ドラえもんやターミネータ(2の旧型)が思い浮かぶ。両者とも、今よりAIの研究が進んでいなかった時代に生まれており(1980−90年代初頭)、 空想の域も大きいが、彼らはAIを搭載した魅力的なロボットである。

ドラえもんはいろんな道具を出してくれる。
ターミネーター(2の旧型)は戦ってくれる。強い。

では、いろんな道具を持っていたり、強ければよいかというと、そういうわけでもない。むしろ、それらはプラス@の要素ですらある。
(たとえ道具を持っていなくても、戦ってくれなくても、魅力があるのである。)
それは、彼らのキャラクタ性の部分である。

彼らの魅力

①独自のキャラクタ性

ロボットはコピー可能であるため、ともすれば全て同じ性格になりそうだが、彼らは独自のキャラクタがある。
ドラえもんは、基本的に明るく癒し系だが(ここまではコピーできそう)
ネコ型ロボットなのに、ネズミに耳をかじられ耳がなく、ネズミが大の苦手である。
ターミネータ(旧型)は、旧型であり、新型には敵わない。
状況に応じて学習は可能だが(ここまではコピーできそう)
空気が読めないし融通が利かない。
言い換えれば、「ほぼプログラミング通りに動く」なのだが、「融通が利かない」と感じさせる。
ちょっと面倒で、コピーできない唯一の存在なのである。

②意図しない不完全さ

①で記載したように、独自のキャラクタには、ウィークポイントが含まれる。
しかし、意図したものではない。
ドラえもんは、耳が欲しかっただろうし、ターミネータももっと強くありたかっただろう。
その方がロボットとしての魅力度は高いが、
耳のあるドラえもんの方が良いかと言われると、そうでもない。

③目的が割と個人的で身近

ドラえもんは、いろんな道具を持っている。
よく言われる話だが、ドラえもんは、その気になれば世界征服も可能であるのに、
道具を使うのは、のび太が困ったときという個人的で身近な理由である。
ターミネータも、主人公を守るために敵を倒す。
また、ドラえもんは、のび太のためを思って道具を出してくれなかったり、
ターミネータも、主人公の命を守るために、命令を聞かなかったりする(最後は自らを破壊)
すごい性能を持ちながら、その使い道は、世界のためなど壮大なテーマではなく、
割と個人的で身近な(かつ善意の)理由である。

ハイスペックかつハイスペックでない≒超ハイスペック

ロボットたちではなく、つい彼らと呼んでしまったが、
つまり、以上のような、人間的な特性を持っているために、
人間と友達関係を築くことができるという、AIとしては超ハイスペックな性能を持ちながら、
その性能を使う目的は割と個人的で身近という、
本当の意味ではハイスペックでないロボットなのである。

それは、逆に、超ハイスペックとも言えるのかもしれないが、
こんなロボット(AI)、作れるのでしょうか。笑

※近年、わざと完全でない不完全ロボットの研究もあるというが、
不完全であることを狙ってしまうと、それはそれで違うのである。
シンギュラリティを超えた時点で、AIの「意志」や「スタンス」のようなものは、どうなっているのか。

~とりあえず、現実的な勉強を進めます~

以上